さめ子の観察日記

共感してもらえたら嬉しいなということを描いていきます

ミャンマーの神様

今までみた仏像で、

一番美しい、と思ったのは

ミャンマーはヤンゴンの仏さま。

 

大きくて

白くて

睫が長くて

ピカピカで

ちょっと周りに

鉄骨があって

うまく収まらない

そんなところも素敵でした。

 

ミャンマーの大仏さまは

どれもとても大きくて

圧倒されました。

 

社会人になった頃でした。

半端な時期に連休を取って

家族には友達と行くと言って

一人で行きました。

安い便を取ったので、

始発で行ってどんなに急いでも

搭乗時間に間に合わないことに

当日気がつき、

蒲田あたりで半泣きで

空港に電話をしました。

(当時、携帯電話はBlackBerryを使用していて

海外でもすぐローミングを切り替えられたのはよかったけど

ネットで電話番号を調べづらくってこれまた泣いた思い出)

迷惑をかけながらも

なんとか搭乗できました。

 

飛行機に乗り合わせたお姉さまに

英語すらあまりにしゃべれないので

「そんなんで大丈夫なの?何しに行くのよ?」と心配され

(英語だったけど雰囲気でわかった)、

「叔父さんに会いに行く」とまた嘘をつき

(叔父さんが仕事でミャンマーに滞在していたのは本当だけど10年前の話)。

 

でも宿も事前に取っていたし

『地球の歩き方』を熟読していたので

トラブルも回避して

回りたいところは回って

帰路につくことができました。

 

でも迷惑は掛けまくったんですよね...

宿には予約をメールでしたのですが

英語がわからなすぎて

姉に手伝ってもらったし

現地では

赴任していたサークルの先輩に

突然連絡して

めちゃくちゃごちそうになり

いろいろ連れていってもらい

無謀な旅を心配されたし

ぼったくりガイドさんは

交渉などできず無視するしかなく

親切にしてくれた現地の男の子には

ろくなお礼も言えず..

恥ずかしいです。。

 

でも現地のご飯を食べたこと、

暑さで死にかけて

通りかかった乗り合いバス(っていうか馬車だったような)に

乗っけてもらって

「命を救ってくれてありがとう」と

運賃を支払ったこと、

だいたい宿は1~2泊で変えていたのですが

ある宿で夜中

ずーーーーっと

パタパタパタと人の足音が

聞こえていて

夢見心地だったので

すぐそこに夜泣き対応してる

女の人でもいて

ずーっと階段のところを

往復しているのかなぁと

思っていましたが

寝ながらも

どう考えてもおかしいな

足音が近すぎるな、と

ゾーーっとして

ちょっと広い部屋の暗闇を

覗いてみる気には到底なれず

朝になるまでひたすら

目をつぶっていたこと、

長距離バスに乗ってそこで働いてた

同世代の男の子たちと仲良くなって

撮った写真をあとでみたら

完全に私がミャンマー人と同化して

いた(いや本当に、友達に写真を見せた時おんなじこと言ってたし)こと、など

行ってよかった

楽しかったなぁ

といつまでも思い出せるのです。