さめ子の観察日記

共感してもらえたら嬉しいなということを描いていきます

お雛さま

実家には立派なお雛様がありました

 

母親が子供(姉)をおんぶして

買いに行ったものだそうです。

 

残念ながら現在の我が賃貸アパートには

お雛様を飾るスペースどころか

玄関に置物すら置くスペースもなく、

娘の成長を祈る気持ちは本当なれど

お雛様を買わなきゃ!

という気にはなれませんでした。

 

夫婦双方の両親から

「初節句どうするの」とせっつかれまくっていましたが

「置くところがないから、

遠慮とかじゃなく本当に不要です」と

答えていました。

 

でもある時母親に

「これはどう?」とカタログのリンクが送られてきて

これは置き場所がなくても

お迎えしたい..

と思ったのは

『とのとひめ』という

可愛いお雛様でした。

 

結局ぐずぐずしているうちに

とのとひめは売り切れてしまい

しびれを切らした母親が

木彫りの小さなお雛様とお内裏様を

購入してくれたのでした。

 

そんな苦い思い出...

催事というか歳時記というか

薄れ行く日本の文化を

季節の行事を

大事にしたいと思っているのに

こだわりもなく

由来の知識も浅い自分は

こんなふうにおろそかにしてしまうことよ

と思います。